同じ失敗を繰り返さないために|あなたが正しく見るべき2つのポイント
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
先日、傘をどこかに忘れてきました。
しかし、どこに忘れてきたのか一向に思い出せないのです。
お店に入った時は雨が降っていても、出たときにあがっていると傘のことがすっかり抜けてしまうんですよね。
そして別の日にまた雨が降って初めて傘がないことに気づきます。
その時にはどこで忘れてきたのか思い出せなくなっていました。
実は、私は同じ失敗を何度も繰り返しています。
同じ失敗を繰り返さないためにはいったいどうすればいいのか、教えてもらったポイントがありますので紹介したいと思います。
同じ失敗を繰り返す原因
そもそも、今までにも同じ失敗をしているにもかかわらず、なぜ私は傘を忘れたのでしょうか。
それは、まったく対策を立てていないからでしょう。
ではなぜ、対策を立てないのでしょうか。
おそらく、対策を立てなくても忘れないという過信があったからだと思います。
同じ失敗を繰り返してきた私ですから、傘を置くときには「忘れていかないだろうか」と心配する心もありました。
しかし、最終的には「きっと帰りも雨が降っているから大丈夫」と根拠のないことを当てにして傘立てに置いてしまったのです。
結果的に雨があがって私は見事に傘を忘れていきました。
仏教では、私たちには自分のことを悪く見られない「慢」といううぬぼれ心があると教えられます。
本当は同じ失敗を繰り返す自分なのに、自分のことを良く見たいがために失敗を繰り返さないと事実を捻じ曲げてしまっているのです。
だからこそ、対策が立てられずに同じ失敗を繰り返すのでしょう。
反省をするときに大事なこと
失敗したときに多くの人は反省をしますが、そのときに大切なのは事実を事実としてきちんと受け止めることです。
仏教では諦観(たいかん)と教えられます。
「諦」はあきらか、「観」はみるという意味がありますから、あきらかに見る、ありのままに見つめるということです。
失敗をすると、どうしても他人のせいにしたくなったり、言い訳をしたくなるでしょう。
しかし、それは正しく事実を見ているとは言えません。
どんなことであれ、自分に降りかかった結果には必ず自分が関わっているのですから、自分の行いの何が悪かったのかを正しく見る必要があります。
正しく見るべき2つのポイント
では、同じ失敗を繰り返さないためには何を正しく見ればよいのでしょうか。
2つのポイントを紹介します。
①失敗するのが自分であること
私たちには自分を良く見たい心があります。
だから「失敗をしないのが自分」と思いたいのです。
ところが、失敗をしないのが自分と思っていると、対策が立てられずに結局また同じ失敗を繰り返します。
同じ失敗を繰り返さないためには、まず「失敗するのが自分」と正しく見ることが大切なのです。
②原因は何だったのか
同じ失敗を繰り返す理由の一つには、失敗を他人や環境のせいにしてしまっていることが挙げられます。
他人や環境がまったく関係ないとは言いません。
しかし、自分の失敗ですから、あくまでも自分に原因があると考えるのが自然ではないでしょうか。
他人のせいにせず、あくまで自分に原因があると正しく見る。
そうして原因を正しく突き止めることが対策につながり、同じ失敗を繰り返さないことにもなるのです。
まとめ
失敗をしてしまうことは誰にでもあります。
ただ、同じ失敗を何度も繰り返すのは自分のためにも周りのためにもよくありません。
同じ失敗を繰り返さないためには、次の2つのことを正しく見るのが大切です。
・失敗するのが自分であること
・原因は何だったのか
しっかり対策をして、同じ失敗を繰り返さないようにしたいと思います!
▼失敗をして落ち込みがちな時は、受け止め方を変えることが大切です。
わか
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