ダイエットや節約が続かないときには|必要なのは自分の心に合う工夫
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
「必ず痩せてみせる!」と宣言し、勢い込んで始めたはいいものの、1週間と経たないうちにやる気がなくなり続かない。
そのような経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
自分としては続けられるつもりで始めるのに、なかなか続かないのはなぜなのでしょうか。
私たちの心のメカニズムから考えてみたいと思います。
熱意は続かないもの
ダイエットや節約を始めようと決意する時、大抵は何かのきっかけがあるものです。
周りの人に触発されたとか、何か買いたいものがあるとか。
ところが、最初は熱意があっても、そのうちに気持ちは冷め、続かないのです。
私たちの心を仏教では「機」と言われます。
「機械」のように、外からの働きかけによってどのようにでも変わるのが心だからです。
何かのきっかけがあれば、その都度心は動き出しますが、また別の方向からの働きかけによってあっという間に変わってしまいます。
そんな変わりやすい人の心の様子を「女心と秋の空」と言われたりしますね。
変わりやすいのは女心だけではなく、どんな人の心も同じなのです。
だからこそ、熱意は続かないのでしょう。
ダイエットや節約の弊害とは?
仮に気持ちが続いたとしても、私たちの前には様々な弊害が立ちふさがります。
たとえば、ダイエットをしたいと思う人の弊害とは何でしょうか。
美味しいものを食べたい。
運動はしたくない。
そんな心ではないでしょうか。
これらの心を仏教では欲と言われます。
仏教で教えられる欲には大きく分けて五つあります。
・食欲:食べたい、飲みたいという心。
・財欲:1円でも多くお金が欲しいという心。
・色欲:異性を求める心。
・名誉欲:褒められたい、嫌われたくないという心。
・睡眠欲:眠たい、楽がしたいという心。
ダイエットを妨げているのは、食欲や睡眠欲といった心です。
節約を妨げるのは、食欲や色欲、名誉欲でしょう。
これらの心があるから、ダイエットや節約が続かないのです。
必要なのは自分の心に合う工夫
変わりやすい心を持っているのが人間であり、欲の心を持っているのが人間です。
だから、熱意が続くという前提で取り組むと、結局は続かなくなってしまいます。
まずは、熱意は続かない、欲に流されやすいのが自分と知っておくことが大切でしょう。
そして、その自分が続けられる工夫をしていくことが継続するためのポイントです。
ダイエットを続けるには、自分が目指す体系の人の写真を部屋に貼っておくとか、ジムに入会して環境を整えてみるとか、熱意を続ける工夫をする。
また、好きな人に振り向いてもらいたいという色欲や、笑われたくないという名誉欲など、別の欲を利用するのも一つの手です。
自分の心に合った工夫をすることで、無理なく自然に続けられるのではないでしょうか。
まとめ
ダイエットや節約が続かないのは、私たちの心に原因があります。
・心は変わりやすく、熱意は続かない
・欲に流されやすい
そういう自分であると知った上で、その自分が無理なく続けられる工夫が必要です。
環境を整えて、ぜひダイエットや節約を成功させましょう。
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わか
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