人間関係がうまくいかないと悩む人へ|人間関係の改善にはまず人間を知るところから
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
「人間関係がうまくいかない」と悩んでいる人の声をよく聞きます。
毎日誰かとは顔を合わせますから、人間関係とまったく無関係な人はいないのではないでしょうか。
その中には、うまくいかないと悩んでいる人も多いと思います。
単純に解決することならよいのですが、そうでないことの方が多いのが人間関係。
今回は、人間関係がうまくいかないという悩みを解消するために大切な点を考えていきたいと思います。
人間関係が難しい理由
人間関係が難しいのは、人間の心そのものが複雑だからということが挙げられます。
心の語源は「コロコロ変わるから」だとも言われますが、それだけ変わりやすいのが心でしょう。
今日は機嫌のよかった人も、次の日には何かのことで不機嫌になることがあります。
学生時代はそりの合わなかった相手が、社会人になって意気投合することもあると思います。
相手の心も自分の心も常に動き続けていますから、こうすればうまくいくという方程式は存在しません。
相手に合わせてその都度対応を変えていかなければならないから、人間関係は難しいのです。
目に見えることと事実は違う
人間関係でよく思うのは、目に見えていることと事実は異なることが多いということです。
例えば、連絡もなしに約束の時間から10分遅れてきた友人に対して、どのように対応するでしょうか。
ハッキリ態度に出して注意する人もいると思いますが、そんな人ばかりではありません。
表面上は問題ないように装っていて、実は内心怒っている人もいるはずです。
お釈迦さまの次のような言葉があります。
「心口各異 言念無実(しんくかくい ごんねんむじつ)」
心と口は各々異なり、言っていることと思っていることに真実がない。
そういうものが人間だと言われています。
内心では相手のことを悪く思っていても、口では当たり障りのないことを言うものです。
表面に出ている「大丈夫だよ」という言葉を真に受けて油断していたら、いつの間にか自分から離れて行ってしまうかもしれません。
人間をよく知ること
心は変わりやすく、言っていることと心で思っていることは違う。
そういうものが人間であると知ると、少し人間関係に対する見え方も違ってきます。
言葉だけにとらわれるのではなく、相手の顔色や行動を見ることで分かることもあるはずです。
簡単なことではないと思いますが、まず人間の根本的な姿をよく知って、気を付けていくことが大切なのだと思います。
お釈迦さまを偉大な心理学者だと言った人もあるほど、人間の心の姿を詳細に教えられているのが仏教です。
仏教を学ぶことで、客観的に自分の姿を見ることができるのではないでしょうか。
まとめ
人間関係がうまくいかないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
人の心は表面に出ている以上に複雑で、難しい部分がたくさんあります。
人間の根本的な姿をよく知ることで分かることもあるかもしれません。
仏教には人の心が詳細に教えられていますので、その教えを学んでみるのはいかがでしょうか。
人の姿を通して自分の姿を見つめることもできます。
こちらの記事で紹介しています。
わか
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