面倒くさいことを先延ばしにしていませんか?|面倒くさいからこそ今やるのが大事
いつもお読みいただきありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
仕事や家事などで、どうしても面倒くさいことというのはあるものです。
一度面倒くさいなあと思うと、取り掛かるのが億劫になります。
いつものことで慣れていれば、早く取り掛かって終わらせることができます。
しかし、イレギュラーなものが出てくると、ついつい先延ばしにしたい気持ちが出てこないでしょうか。
今回は、「面倒くさいからこそ今やる」をテーマに考えてみたいと思います。
面倒くさいことはやりたくない
仏教では私たちには誰にでも睡眠欲があると教えられています。
睡眠欲とは、寝たい眠たい以外に少しでも楽がしたい、面倒くさいことはしたくないという心も指します。
少しでも楽がしたい私たちは、面倒なことを目の前にすると取り掛かりたくない気持ちが出てくるのです。
それで「明日やろう」と先延ばしにし、なかなか取り掛かれません。
あわよくば時間が解決してくれるのを期待しているのですが、そうそううまくはいかないんですよね。
先延ばしにするとどうなる?
では、面倒くさいことを先延ばしにすると、どうなるのでしょうか?
部屋の片づけを例に考えてみたいと思います。
部屋の片づけを面倒くさいと感じる人は多いのではないでしょうか。
今やるのは面倒くさいから時間がある時にしようと、どんどん先延ばしになっていきます。
ところが、先延ばしにした結果、部屋はどんどん散らかっていきます。
そろそろ片づけようとようやく重い腰を上げる頃には、1日がかりの大仕事になっているでしょう。
毎日こまめに片づけていれば、10分程度で終わることです。
それを面倒くさいからと先延ばしにすると、もっと面倒くさい事態に直面しなければならないのです。
明日はいつまでも来ない日
「明日やろう」というのは、実は一生やらないと言っているのと同じです。
「明日」は、いつまでたってもやってこない日だからです。
私が「明日」と言っている日は、その当日になれば「今日」になります。
そして、その次の日も、やってくるのは「明日」ではなく「今日」です。
「今日」が終われば、次にやってくるのもまた「今日」。
どれだけ追いかけても自分の影が踏めないように、「明日」という日にはたどり着けないのです。
一生やって来ない日をあてにして、「明日やろう」と言っているのですから、いつまでも取り組めないのは無理もないですよね。
面倒くさいと感じた時は
私たちは、目の前にある事柄だけを見て、面倒くさいなあと感じています。
その際、目の前の事柄を面倒くさいと放置した結果、後にもっと面倒くさい事態になることには思い当たっていません。
目の前にやっかいな出来事が出てきた時は、これを先延ばしにするとどうなるかを一旦考えてみるのはいかがでしょうか。
今取り組むのと、後になって取り掛かるのと、どちらが面倒くさくないかを比べるのです。
今やった方が面倒くさくないということが明確になれば、今とりかかろうという意識に変わるはずです。
後になると面倒くさいから、今やるのが大事なのです。
まとめ
私たちには睡眠欲がありますから、何か問題が起きた時に先延ばしにしたい心が出てきます。
しかし、面倒くさいことを先延ばしにしても問題は解決しません。
それどころか、後々もっと面倒くさい事態に直面しなければならなくなります。
明日やろうと言っている明日は、実はいつまでもやってこない日で、私たちが経験できるのは「今日」なのです。
「面倒くさいから今日やろう」という気持ちの切り替えが、問題を先延ばしにしないことにつながるはずです。
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