AI時代に「私の存在意義は何か?」にどう答えるか

こんにちは。”伝わる”技術研究家のみさきです。

 AI時代の到来とは

人工知能(AI)の登場は世の中を激変させようとしています。

農業でもAIは注目されており、AIが美味しい米を作った事例があるそうです。

米作りは稲の成長具合や土壌の状態など、長年の経験と感覚が必要で、そこが農家の人の腕の見せ所だったのですが、AIに米作りに必要な多大なデータを読み込ませたところ、適格な判断で追肥などをして、美味しい一等米ができたのだそうです。

すでに公務員や介護職、事務職、販売職など、あらゆる分野でAIが活躍する兆しがあります。

さらには小説や映画シナリオなどのクリエイティブな仕事も、AIに大量の文章データを覚えさせ、おもしろいストーリーができると予想されています。

ある共同研究によれば、「10~20年後には、日本の労働人口の約49%がAIやロボットで代替可能になる」といいます。

こう聞くと、AIに仕事が奪われ、失業し、自分は「要らない存在」になってしまうのではないか、と不安を持つ人もあると思います。

一方で、AIの出現により、自分のやりたいこと、目指していることが加速すると期待している人もあります。

後者になりたいものですが、そのために必要なことは何でしょうか。

「AI時代に私の存在意義は何か?」にどう答えるか

AIに仕事を奪われたら、生きがいはなくなり、生活もできなくなるのか。

それとも、AIのおかげで自由な時間や労力が手に入り、AIにはできない自分だけの仕事を見つけて、成長しつづけるのか。

AIの進化は、幸せ者と不幸せ者の格差を広げるのではないかとも言われています。

誰もが幸せになるために生きているのですから、AIと上手く共存していかなければなりません。

そこで大事なのは 「私が人生において本当にするべきことは何か」「私の生きる意味は何か」ということです。

この問いはAI時代到来の今に始まったことではなく、どの時代、どの国の人にとっても、最も大事な問題です。

この答えを求めて、これまで多くの哲学者や心理学者、宗教学者たちが研究を続けてきています。

AIの出現は、いよいよ「私の存在意義は何か?」という哲学的問題を私たちに突きつけたといえると思います。

まとめ

AI時代の到来に「私の生きる意味は何か」と心の準備をして、未知なる時代を幸せに生きたいですね。

自分の心と向き合うのに、下記の関連記事も一助となれば嬉しいです。

→AIの進化により幸せのカギである「人間とは何か」が問われる

→「本当の自分とは何か」と聞かれて心から満足できる答えを言えますか

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みさき

はじめまして、みさきです。 チューリップ企画で「動画で学べる仏教」を制作しています。 10年間、旅のプランニングの仕事を通して、幅広く多くの方々とお話してきました。旅には各々の想いがあり、じっくりとお話をしながら旅のお手伝いをしていきます。人と関わる中で人間関係で悩んでいる人が多いことを知りました。 8年前に仏教とご縁があり、人間の心についてずば抜けた洞察の深さに感動して、今の仕事に至っています。日常の悩みについて仏教ではどう教えられているかを発信してゆきたいと思います。
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