逆境にもめげない生き方|逆境を福と転ずる人生のものさし
こんにちは。こころ寄り添う研究家の九条えみです。
人生には順境もあれば逆境もあります。
私たちが悩み苦しむのは逆境にいる時です。
今回は、逆境の乗り越え方がテーマです。
逆境を福と転ずる人生のものさし
人生には時として大きな困難がやってきます。
次から次と困難がやってきて、どう手をつけたら良いのか分からない状態になります。
「何をやってもうまくいかない」
「どんな選択をすればいいか分からない」
人生の方角を見失ったとき、人生のものさしがあれば、前を向いて明るく生きられると思いませんか?
実は、日本に根付いている仏教には人生のものさしが示されています。
それが「因果の道理(いんがのどうり)」です。
善因善果(善い行いは幸せな結果を生む)
悪因悪果(悪い行いは不幸な結果を生む)
自因自果(自分のやった行いが自分に返ってくる)
因果の道理を味方につけて逆境を克服
当社がお送りする仏教月刊誌を読まれたKさん(57歳・女性)も、因果の道理を味方につけて逆境を克服されました。
「先月中旬に研修を終了し、就職出来るかと思っていたのにうまくいかず、娘もインフルエンザから肺炎になり入院しました。
『泣き面に蜂とはこの事か!』と嘆いていたら、ある人から『今が何をやってもうまくいかない時期、この時期を過ぎたらうまくいくから』と言われ、ちょうど月刊誌も届き、読んでいるうちに納得しました。
今は苦しいけれど善い種をまく時期なのだと、やけにならず、善い種をまいて、冬を過ごしたら春にはきっと善い事が実になって現れるだろうと信じて、今出来る事をしようと思いました。
幸い、娘は少しずつ良くなってきたし、私もやっと失業保険がもらえるようになり、当面の生活には困らなくなりました。」
数か月後、逆境を乗り越えた喜びのお便りが届きました。
「いつも月刊誌を楽しく読んでいます。
今年の前半は色々辛いこともあり、一時は落ち込むこともありましたが、月刊誌を読んでいて「うまくいかない時も善いタネをまき続けると、きっとうまくいく。善い縁を結ぶよう心がける」など、教えられたとおりにしていたら夏頃からうまくいくようになりました。
気が付けば職場でも趣味のサークルでもいろいろな人達から励ましの言葉をかけられ今は感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも仏教を学んでいこうと思いました。」
仏教で教えられる因果の道理をものさしにすると、逆境に腐らず、順境に甘えず、指針をもって生きられるようになるのですね。
「踏まれても根強く忍べ道の草 やがて花咲く春の来るまで」
さて、「自分を変えたい」と思った時に、具体的に何を変えたら効果があるのでしょうか?
→人間が変わる方法は3つしかない|ダメな自分を変えるたった3つの方法
九条えみ
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