北の大地を行く移動映画館|温かいご支援を受け、上映会を開催

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
チューリップ企画スタッフのわかです。

各地で猛暑が続いていますね。
連日強い日差しが降り注ぎ、そろそろ雨が降ってほしいと願う今日この頃です。

いつもは雨ばかりだと気分が憂鬱になりますが、晴ればかりでも憂鬱になることが分かりました。
何事もほどほどがいいということかもしれませんね。

この夏、移動映画館は、北海道を訪れています。
北海道入りから上映会の開催へと、現地の様子をリポートします。

移動映画館は北海道へ

福井県・敦賀港発のフェリーで約20時間。
移動映画館は北海道の苫小牧港に到着しました。

このころ、全国的に集中豪雨に見舞われ、北海道でも多くの被害がありました。
当初予定されていた移動映画館でのイベントが集中豪雨により中止となるなど、波乱の幕開けではありましたが、なんとか北海道入りを果たしたのです。

地元の皆さんの歓迎に元気を頂いて向かった先は、苫小牧市にある、仏教月刊誌『とどろき』購読者のお宅です。
この方たってのご希望で、駐車場に停まった移動映画館の中で映画を上映。

息子さんを誘って参加され、笑顔で次のように話されました。
「豪雨災害の中、こんな遠いところまで来てくれるなんて。
おかげさまで息子にも貴重なご縁を頂きました」

温泉施設支配人の方との交流

別の時、移動映画館は北斗市の温泉施設の敷地をお借りして、上映会を開催しました。
そこでは、温泉施設の支配人の方との出会いがありました。

最初敷地をお借りしたいとお話しした時は、「どんなことをするのですか?」と不安そうに尋ねて来られた支配人さん。
しかし、移動映画館が東日本大震災の復興支援事業として始まったこと、すべての人が知りたい「なぜ生きる」の答えをお届けしていることをお話しすると、敷地の提供を快諾してくださったのです。

実は、支配人さんも震災に遭われたお一人でした。
ご家族で移住されて、現在は北海道の北斗市で生活をしておられるとのこと。
「私も、困っている人のために活動したいと思いますが、なかなか難しいことです。
人々のためにこうした活動ができるのは素晴らしいですね

移動映画館の思いに賛同し、応援してくださっています。

上映会で広がる出会い

温泉施設の敷地をお借りしての上映会には、さまざまな方が参加されました。
温泉施設に来られた60代の女性は、案内のポスターを見て、移動映画館で映画を鑑賞されました。

大変感動され、終了後には、「私の友達にもぜひ見せたい映画です。映画について詳しい話も聞けないでしょうか」とスタッフに言われます。
8月にも上映会を開催することを案内すると、大変喜ばれていました。

北の大地でも、移動映画館から出会いの輪が広がっているようです。

まとめ

この夏、北海道にやってきた移動映画館。
そこでは、集中豪雨や震災の苦難にも負けず、元気に過ごされている方々との出会いがありました。

人生には様々な困難がやってきますが、「なぜ生きる」の答えを知れば、乗り越えなければと生きる力が湧いてきます。
移動映画館は、「なぜ生きる」の答えを皆様に届けるべく、今日も走っています。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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