やる気を出したいのにやる気が出ない|自分に負けそうなとき大切な後押し
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
締切間近の仕事、資格試験の勉強、部屋の片づけ、メールの返信。
私たちの毎日には、やらなければいけないことが山積しています。
しかし、やる気が出ないとついつい後回しにしていることもあるのではないでしょうか。
やらなければいけないのは分かっている。でも、やる気が出ない。
今回は、後々後悔しないために、自分に負けそうなとき、どういうことに心がけたらよいかを考えます。
「やる気が出ないダメな自分」と思っていませんか?
今日やらなければいけない仕事が終わらなかった。
勉強を始めなきゃいけないのにやる気が出ない。
自分にいつも負けてしまう。
やる気が出ないためにやるべきことになかなか手が付けられないとき、「ダメな自分」と落ち込んでしまうことがあります。
それが重なると、「自分にはどうせできないんだ」と、どんどん自信をなくしていくのです。
「どうせできない」という思考でいると、やる気が出ないので、動き出すことができません。
そして自信をなくし…と、この連鎖はどこまでも続いていくでしょう。
では、あなたは本当に、やる気が出ないダメな人なのでしょうか?
決してそんなことはないと思います。
やる気が出ないのは普通のこと
やる気が出ないのは、特別怠けものだから、ということではありません。
仏教では、私たちを「煩悩の塊」と教えられています。
煩悩は各人に108あり、その代表的なものが欲です。
欲にはいくつかあるのですが、その中の1つに睡眠欲が挙げられています。
睡眠欲というのは、眠たい、楽がしたい、働きたくないという心のことです。
この心がある限り、やる気が出ないのは当然と言えるでしょう。
言ってみればみんな「怠けもの」なのです。
だから、やる気が出ないのは普通のことであって、特別なことではないということです。
やる気が出るのはどんなときか
しかし、私たちは、やる気が出ないばかりではなく、やる気が出るときもあると思います。
それはどんなときなのか、振り返ってみましょう。
学生時代、受験勉強になかなかやる気が出ないとき、周りの友達が頑張っているのを見て、やる気が出てきたことがありました。
また、大学合格を果たして、嬉しそうにしている人を見て、自分も頑張らなければと奮起したものです。
心は、周りからの働きかけによってどのようにでも動きます。
周りがやる気のない人ばかりだったら、やる気が出ないでしょう。
周りがやる気に満ち溢れた人ばかりだったら、自分自身もやらなければ、という気持ちになるのです。
自分に負けそうなとき大切な後押し
私たちはいつも怠けたい心でいっぱいですから、ともすれば、すぐにその心に流されてしまいます。
ひとりで、その心と戦うのは本当に大変なことです。
自分に負けそうなときは、後押ししてくれる「仲間」を作ることが大切です。
それは、同僚かもしれません。同じ境遇にいる友達かもしれません。家族かもしれません。
また、人だけではなく、デスクの配置や、部屋の雰囲気などの環境を整えておくことも大事です。
やる気が出ないと怠けてしまいそうなとき、声をかけてくれたり、頑張る姿を見せてくれる人が近くにいるでしょうか。
自分がやる気を出せるような環境は整っているでしょうか。
「やる気が出ないのが自分」とありのままに受け止めて、そんな自分がやる気の出せる環境を整えていきましょう。
まとめ
やる気を出したいのにやる気が出ないということはないでしょうか。
私たちには誰にでも睡眠欲がありますから、やる気が出ないのはある意味自然なこと。
そんな私たちがやる気を出すには、環境づくりがとても大切です。
やる気が出ないときは、やる気を出させてくれる人にできるだけ近づいていくようにしましょう。
こちらの記事では、三日坊主にならないために大切なポイントを紹介しています。
→三日坊主で終わらせない!三日坊主にならないための必要な3つのポイント!
やる気の出ない時も工夫一つです。
自分のことをよくよく見つめてレベルアップしていきたいですね!
わか
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